ステロイドを常用していると老人イボができやすい?

老人性イボ

老人性いぼの原因のひとつは皮膚の老化、もうひとつはメラニン色素による色素沈着です。

 

メラニン色素は肌への物理的ダメージ、また紫外線ダメージなどによって過剰に分泌されやすくなります。

 

肌が若々しければそれらに対するメカニズムも正常に働くのですが、肌が老化しているとそうしたメカニズムも乱れがちであるため、メラニン色素がたまりやすいと言うわけです。

 

そしてステロイドとは、ステロイド系抗炎症薬の外用薬であり、皮膚炎や湿疹に対する治療薬のひとつです。

 

高い効果を期待することができるのですが、その半面、副作用の可能性もあります。

 

そのひとつが、長期的な使用によって皮膚が薄くなると言う点です。

 

そのため、ステロイドを使用し続けていると、老人性いぼができやすいと言う説もあります。

 

しかしこれは間違いで、少なくともステロイド外用薬によって老人性いぼのもととなるような色素沈着が引き起こされると言うことはないと言われています。

 

この場合は、皮膚の炎症が長引いていることによる色素沈着である場合がほとんどです。

 

そしてそこで、自分でステロイドの使用を止めてしまうと、却って肌を防御するためにメラニン色素が過剰に分泌され、老人性いぼができやすくなってしまいます。

 

皮膚が薄くなりやすいので、掻きむしったり、日光を浴び過ぎたりすると、普通の人よりは物理的ダメージを受けやすいので注意する必要はあります。

 

しかしだからと言って自己判断でこの薬の使用を中止するのは、むしろ老人性いぼの発生を促すことにもなりかねないと言うのは、頭に入れておく必要がありますね。

 

また逆に、薬の性質上ステロイドで出来てしまった老人性イボが治ることはありません。

 

間違った治療を自分でしてしまわないようにしましょう。