老人性イボは体のどこにでもでき、数が増えたり大きくなたりするので他人にも移るのか心配になりますよね。
でも、心配はいりません。
老人性のイボは肌の老化が主な原因なので他人に移ったりしません。
他人に移る可能性があるのはウイルス性のイボです。
ウイルス性のイボでも、「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」は他人には移りにくく自分の体に広がる場合が多いですが、「尖圭(せんけい)コンジローマ」や「水いぼ」他人にも移りやすいウイルス性のイボです。
このようにイボには種類によっては移るものもありますが、老人性イボはウイルスや細菌が原因の腫瘍ではないので安心してください。
ただ、他人には移らないかわりに、放置しておくと大きくなったり数が増えていくことが多いので、目につく場所にできている場合は、早めに対処したほうが良いです。
肌代謝を高めるスキンケア
老人性イボは、肌の老化が原因でできます。
病院での治療も大切ですが、肌の老化を防ぐためにもスキンケアがとても大切になってきます。
スキンケアは老人性イボができる原因になっている肌の老化を食い止めるために、肌老化原因の80%を占める紫外線の予防と肌の乾燥を防ぐため保湿をするようにしましょう。
紫外線や乾燥が原因でターンオーバーが乱れることによって古い角質がたまり、それがシミやイボになります。
紫外線予防としては、日焼け止めはもちろん、手袋や傘、帽子などがありますが、最近では飲む日焼け止めサプリでさらに紫外線を予防できるようになっています。
一番大切なのは、保湿をしっかりして肌バリアが機能するようにすることで徐々に表面の角質が入れ替わることによってイボ改善の効果が期待できます。
保湿には、一般的な化粧品ではなく老人性イボケアクリームが良いです。
老人性イボケアクリームには、身体の余分なものを排除し肌のターンオーバーを促す「ヨクイニン(はと麦エキス)」や肌を柔らかくして水分を保つ「アンズエキス(杏仁オイル)」などを中心に、エイジングケアに役立つ美容成分がたっぷり配合されています。
紫外線を予防し、しっかり保湿することでイボが無くなる人もいますので、あきらめずにケアしてくださいね。