イボがおなかにできちゃって気になる・・・
他人からはわからないけど、服を脱いだり着たりする時や体を洗う時に触るし、ひっかかって痛い事もあるので気になりますよね。
そんな、気になるお腹にできた老人性のイボは、年齢と共に減少する肌の皮脂の分泌量や保湿力が下がって部分的に皮膚が固くなり変形する事ででききたり、服や下着での摩擦で肌が傷んで角質が変形し積み重なる事でイボになると言われています。
気になるおなかのイボをなくすには、「病院で取る」か「自分で取る」事になります。
病院で取る
病院で取るには、飛び出しているイボならハサミで切ったり液体窒素で凍結治療をします。
ハサミや液体窒素治療なら健康保険が適応されますので、治療費は驚くほどはかかりません。
イボの大きさや数にもよりますが、1回の治療で数百円~数千円程度の費用で済みます。

小さいイボだと麻酔もすることなく医療用のハサミでチョンチョンと切り取ります。

痛さは、イボの大きさや数によっては耐えられない人がいるかもしれませんが、その場合は麻酔をしてくれるので心配いりません。
液体窒素治療の場合は、1回で治療が終わることなく、数回に分けて治療していくために治療が長引く場合がほとんどだそう。
また、皮膚が焼ける感じの痛みがあることや、跡が残りやすい事から嫌がる人も増えてきています。
イボが大きい場合は
1つのイボが大きい場合は、ハサミや液体窒素ではなく、メスや電気メスを使ってイボを切り取ります。
治療は麻酔をしてから行うので切り取る時の痛みは感じませんが、キズが治るまでは時間がかかります。
治療費としては、保険が適応されるか、されないかによって違ってきますが、保険が適応された場合は数千円で済みます。
保険が適応されるかどうかは、イボの状態や医師の診断にもよりますので、相談してみないと判らないようです。
ハサミも窒素治療も嫌な場合
ハサミも窒素治療も嫌な場合にはレーザー治療になります。
レーザー治療は、保険適応外になることがおおく、数万円の全額実費と思っておいた方が良いです。

イボの大きさや形によって3~6ヶ月ダウンタイムが必要で、火傷跡のような治療痕が残る場合もありますが、比較的痕が残りにくいのでレーザー治療を受ける人も増えてきています。
レーザー治療は自体は1回で済みますが、治療痕の経過を見るため数回通うようになるのが一般的です。

また、レーザー治療の痕が残ることもあるので、傷跡が残っても良いと思うくらいでないと後々ショックを受ける可能性もあります。
自分で取る
自分で取る方法として、巷では「はさみで切る」「糸で縛る」「カソーダで取る」「ドライアスで取る」などの方法を実践されている方もいますが、痛みや出血、傷跡が残るなどのリスクがあるのでおすすめできません。
老人性イボはその名前の通り、肌の老化でターンオーバーが遅れ古い悪質が積み重なってできてしまっているので、小さなものならピーリングや保湿ケアをすることで取れる可能性はあります。
イボ用のピーリングジェルや保湿剤があります。
セルフケア
病院で取る方が早く取れるかとは思いますが、今後イボができないためにも肌を老化させないためのボディケアはした方が良いです。
ケアとしては、老人性イボがおなかにできた原因になっている摩擦を減らすことや、ターンオーバーを正常にするために美容成分や保湿成分を補うと良いですね。(遺伝や体質の場合でも肌老化を予防するために)
セルフケアは病院で治療する場合も今後の予防やエイジングケアに役立ちます。
衣類や下着での摩擦
衣類や下着での摩擦は、しょうがないように思いますが、化学繊維をいつも身に付けているなら、肌に負担の少ない化学繊維ではないコットンやシルクの下着を付けるようにすると摩擦の抵抗が減ります。
シルクやコットンは素材自体の保湿力も高いので良いですね。
ボディーケア
先ほども紹介しましたが、セルフケアとしてはイボの原因になっている古い角質をためないため、充分に保湿することが肝心です。
水分が足りない肌はターンオーバーが遅れ角質が蓄積します。
ボディーケアには、古い角質をため込まないために適度にピーリングをすることや保湿をするのが良いです。
肌代謝を高めたり老化予防できる成分を配合したイボケア用の製品があるのでそちらを使うのが効果的です。
早めのケアを
お腹にできた老人性イボは、放っておいても問題はありませんが、放置しておくと、大きくなったり数がどんどんと増加してしまう可能性があります。
そうならないためにも、お腹にイボがあるなと気づいた時に、セルフケアを始める事が肝心です。
気になたっら放置しないで、早めにセルフケアを始めてくださいね。